MacroDroid × NFC 設定の羅針盤:権限許可と自動化の備忘録
このページは、NFCやMacroDroidの設定中に「この権限は何?」「どこを許可したらいいの?」と迷ったとき、必要な部分だけ確認するための備忘録です。
私が実際に使っているRedmi Note 13 ProとAQUOS sense7で、設定したことや、動かなかったときに確認した場所を中心にまとめています。
MacroDroidは、作るマクロによって必要な権限が違います。最初からすべての権限を許可する必要はありません。
このページも、まだすべての権限や機種を載せているわけではなく、実際に試した設定から少しずつ追記しています。
機種やAndroidのバージョンによって、項目の名前や設定場所が違うことがあります。画面が同じでない場合は、近い名前の項目を探しながら確認してください。
※権限を許可する前に、何のために必要なのかを確認してください。特に、画面操作・端末のロック・メッセージ送信などに関わる機能は、少ない回数や影響の小さい設定から試すことをおすすめします。
【STEP 0】導入の基本(共通設定)
MacroDroidを裏で勝手に死なせない(自動起動・常駐)ための、最重要の「おまじない」です。
- MacroDroidのバックグラウンド実行 スマホがスリープ状態でもタスクを維持するための必須設定。
- 省電力設定の除外(バッテリー最適化の解除) OSによるアプリ強制停止(タスクキル)を防ぐための設定です。これをやらないと、いざという時にマクロが動きません。
🔋 機種別の最短ルート(落ちにくくする設定)
- AQUOS(SHARP) 「設定」>「アプリ」>「MacroDroid」>「バッテリー」>「制限なし」にチェック。
- Xiaomi(HyperOS / MIUI) 「設定」>「アプリ」>「アプリを管理」>「MacroDroid」 ①「自動起動」のスイッチをON(セカンダリ起動もON)。 ②「バッテリーセーバー」を「制限なし」に変更。
- 共通の裏ワザ スマホの「タスク履歴画面(□ボタン等)」でMacroDroidのカードを長押しし、「南京錠のアイコン(ロック)」を閉じておくと、さらに動作が安定します。
【STEP 1】NFC自動化の要
NFCタグの読み取り許可。タグをかざした瞬間に反応させるためのシステム権限です。
・スマホがNFCに対応しているか
・スマホ本体のNFCがオンになっているか
・機種によっては「Reader/Writer」機能が有効か
・MacroDroidでNFCタグのトリガーを登録できているか
これが無いとできないこと: タグにスマホを近づけても、アプリが全く反応しません。
設定場所(共通): 「設定」>「アプリ」>「MacroDroid」>「権限」>「付近のデバイス」を許可。
【STEP 2】MacroDroidの権限解除(重要度別)
高度な自動化を行うには、設定の深い階層にある権限を呼び覚ます必要があります。
権限は全部許可しなくて大丈夫です。
作りたいマクロで必要になったものだけ、理由を確認して許可します。
1. ユーザー補助(アクセシビリティ)|一部の画面操作やボタン操作で必要
画面上の要素を読み取ったり、代わりにボタンを押したりするための権限です。
- これが無いとできないこと: 操作画面の自動クリック、特定アプリの起動検知、音量ボタン長押しトリガーなど。「画面操作系」のマクロが全滅します。
- AQUOSの設定: 「設定」>「ユーザー補助」>「ダウンロード済みのアプリ」>「MacroDroid」>「MacroDroidを使用する」をON。
- Xiaomiの設定: 「設定」>「追加設定」>「ユーザー補助」>「ダウンロード済みアプリ」>「MacroDroid」>「MacroDroidを使用する」をON。
- ※Xiaomiで「制限された設定」と警告が出た場合は、アプリ一覧の「MacroDroidアプリ情報」の右上「︙」から「制限された設定を許可」を先に押してください。
2. 他のアプリの上に重ねて表示(ポップアップ表示)
マクロで独自のダイアログ(画面)を出したり、画面を制御するのに必要です。
- これが無いとできないこと: 画面オフ時に「テキストを読み上げる」アクションが途中で止まる、画面に警告や案内をポップアップ表示できない。
- AQUOSの設定: 「設定」>「アプリ」>「特別なアプリアクセス」>「他のアプリの上に重ねて表示」>「MacroDroid」を許可。
- Xiaomiの設定: 「設定」>「アプリ」>「アプリを管理」>「MacroDroid」>「その他の権限」>「バックグラウンドで実行中に新しいウィンドウを表示する」や「ポップアップウィンドウを表示する」を常に許可。
バックグラウンドで自動起動をオンにする
RedmiやXiaomiでは、MacroDroidの設定が合っていても、「バックグラウンドで自動起動」がオフになっていると、しばらくして動かなくなることがあります。
私もRedmi Note 13 Proで、設定したはずなのに反応しないことが何度かありました。確認すると、MacroDroidの自動起動がオフになっていたことがあります。

さっちん
私のRedmi Note 13 Pro、油断するとMacroDroidがすぐお昼寝します。設定したのに動かないときは、自動起動や省電力の設定を見直すと復活することがありました。
設定画面では「権限」の中にありますが、ユーザー補助などの権限とは少し役割が違います。MacroDroidが画面の裏側でも起きて動けるようにするための設定です。
Redmi Note 13 Proでは、次の順番で確認します。
「設定」→「アプリ」→「権限」→「バックグラウンドで自動起動」→「MacroDroid」をオン
設定項目の名前や場所は、AndroidやHyperOSのバージョンによって違う場合があります。
3. デバイス管理者アプリ(金庫の鍵)
端末のロックなど、システムレベルの制御に必要です。
- これが無いとできないこと: 画面を即座にロックする(画面消灯)、パスワード失敗をトリガーにするなど。
- AQUOSの設定: 「設定」>「アプリ」>「特別なアプリアクセス」>「デバイス管理者アプリ」>「MacroDroid」をON。
- Xiaomiの設定: 「設定」>「指紋、顔認証、画面ロック」>「プライバシー」>「特別なアプリのアクセス」>「デバイス管理者アプリ」>「MacroDroid」をON。
- ※設定内の検索窓で「デバイス管理者」と検索するのが一番確実です。
⚠️ 【重要】自動化の影に潜むリスクと安全対策
MacroDroidには強い権限を使う機能もあります。
Google Playなど信頼できる場所から入れ、必要な権限だけを許可しましょう。共有マクロを使う場合は、実行内容を確認してから試します。
ただし、設定を間違えると自分の操作でスマホが固まってしまうような「自爆リスク」はゼロではありません。
この記事に書いている内容は、すべて私が自分のスマホで実際に試し、安全に動くことを検証した上でまとめています。ですが、お使いの機種や環境の違いによって予期せぬ不具合が起きる可能性も否定できません。万が一のトラブルの際も当方では責任を負いかねますので、以下の注意点をよくお読みいただき、ご自身のスマホでも慎重に実験しながら進めてみてくださいね。
特に慎重に試したい「影響の大きい設定」3選
1.「ユーザー補助」を使った画面操作
ユーザー補助は、画面上のボタンを押すなど、スマホを自動で操作するために使うことがあります。便利な一方で、意図しない場所まで操作する可能性もあるため、ネットや共有画面で見つけたマクロを使うときは、どんな動作が設定されているか確認してから試しましょう。
2.「デバイス管理者」を使った画面ロック
端末をすぐにロックする機能などでは、デバイス管理者の許可が必要になる場合があります。設定を短い間隔で何度も実行すると、ロックが繰り返されて操作しにくくなることがあります。最初は回数を少なくし、解除方法も確認してから試すと安心です。
3.同じ動作を繰り返す「無限ループ」
アクションを繰り返す設定にすると、画面の明るさ変更や通知、読み上げなどが何度も実行されることがあります。まずは繰り返す回数を少なくして動作を確認し、必要に応じて待ち時間や停止する条件を入れましょう。
🛡️ 軍師直伝・身を守るための「盾」
- 使わないマクロ、実験中のマクロはOFFにする!
- もし画面がおかしくなったら「セーフモード」で起動! (Androidの電源ボタン長押しなどで「セーフモード」に入れば、後から入れたアプリが一時的に止まるため、MacroDroidを安全に無効化・救出できます)
- 自分で一から組んでいるマクロであれば、何が起きるか把握できているため、過度に恐れる必要はありません。
実験室:管理メモ
※こちらは運営者の検証記録です。
- 2026/06/08: ページ開設。初期設定項目をリスト化。
- 2026/06/09: 機種別(AQUOS・Xiaomi)の深い階層にある設定場所、および危険性の警告とセーフモードによる対策を追記。
- (今後、検証するたびにここへ追記していきます)
