災害時のおむつ交換なんて、考えただけで脳内フリーズせえへん?ウチもややこしいことを調べたり、長い説明を読むのが死ぬほど嫌いやから、その気持ちは痛いほど分かるわ。
携帯トイレを買って終わりと思いきや、寝たきりや認知症の人がいる家では、水不足、肌荒れ、着替え場所、弄便まで待ち構えてるねん。
これだけは知っとかな困る!という対策を気合いでまとめ直したら、「誰がここまで読むねん」という大作になりもうした。チャラリ〜長すぎて読む気失せる〜♪(笑)
けど、最後に置いた「避難所で本気で助かる介護グッズ」は見落としたらアカンで。防水巻きスカートや洗浄ボトルなど、介護負担を減らす備えを厳選したよ。
そこだけ先に見ても大丈夫やからな。
- この記事で分かること
- 災害直後はトイレを流さない
- 便器が無事なら携帯トイレを使う
- 携帯トイレは何回分いる?
- 寝たきりの人のおむつ交換で困ること
- 災害時のおむつ交換手順
- 水が少なくても乾いた紙でこすらない
- 少ない水で使いやすい物
- 認知症の人は環境の変化で混乱しやすい
- 弄便(ろうべん)やおむつ外しがある人の備え
- 横ボタンの介護服は使い方に注意
- 避難所では先に職員へ相談する
- おむつ交換のプライバシーを守る
- 防水の巻きスカートがあると助かる
- 再利用できるおむつカバー
- 災害時のおむつ交換で助かる介護グッズ
- 緊急おむつ交換セットを作ろう
- トイレが心配でも水分を減らさない
- 排泄ケアは本人の尊厳を守ること
- まとめ|介護トイレは普段の延長で備える
- 参考にした情報
この記事で分かること
- 災害直後にトイレを流せない理由
- 寝たきりの人のおむつ交換方法
- 水が少ない時のおしりの拭き方
- 認知症や弄便への備え
- 避難所でプライバシーを守る方法
- 災害時に助かる介護用品
災害直後はトイレを流さない
断水していなくても、地震の直後は、すぐ水を流さないでね。下水管や処理施設が壊れていると、詰まりや逆流が起こる可能性があるんよ。水道から水が出る場合でも、下水道の安全が分かるまでは、水洗トイレを止めるよう内閣府も案内してるよ。
「お風呂の水が残ってる!」
ここで流したくなるよね。ウチも阪神・淡路大震災の時は、残っていた風呂の水で流してたわ。けど、今は災害直後に勝手に流さず、自治体や管理会社の案内を確認する方が安全やで。
便器が無事なら携帯トイレを使う
幸い便器が割れておらず、個室も安全なら、普段の便器を活用できるよ。便器の中へ大きな袋をかぶせ、その上から便袋と凝固剤を取り付けて使うねん。袋を二重にするのは、便器内の水や汚れが、便袋へ触れるのを防ぐためやよ。
使用済みの袋はしっかり閉じ、防臭袋へ入れる。捨て方は、自治体や避難所の案内に従ってね。新聞紙だけでは、水分や臭いを十分に抑えにくい。基本は便袋と凝固剤を準備しよう。
携帯トイレは何回分いる?
政府広報では、携帯トイレを次の数で備える目安が紹介されてるよ。
1日5〜6回×家族の人数×7日分
2人なら、最低でも70〜84回分。4人なら、140〜168回分になるねん。
箱を見たら「100回分もいるん?」と、そっと棚へ戻したくなるよね。けど、トイレは毎日使うから、数字にするとこの量になるんよ。
介護が必要な人がいる場合は、携帯トイレだけでは足りへん。

どんだけいるねーん💦
家ではトイレ5~6回なんてもんやないで!
トイレ近い
普段使う紙おむつ、尿取りパッド、おしりふきも、1日の使用数から計算しよう。
おむつの備蓄数
普段、1日に紙おむつを3枚使うなら、
3枚×7日分=21枚
尿取りパッドを1日6枚使うなら、
6枚×7日分=42枚
下痢や交換回数の増加も考えて、少し多めに置いておくと安心やね。

おむつの数を計算すると、水や食料も足りているか気になってくるよね。家族の人数と備える日数を入れるだけで計算できるから、ほかの備蓄も一緒に確認してみてな。
寝たきりの人のおむつ交換で困ること
寝たきりの人は、自分でトイレへ移動できない場合がある。災害時は、いつもの介護に次の問題が重なるんよ。
- 水が少なくておしりを洗えない
- 照明がなく皮膚を確認しにくい
- 清潔な交換場所を作れない
- 汚れた寝具を洗濯できない
- 紙おむつやパッドが不足する
- 使用済みおむつの置き場に困る
- 介助者が休めず疲れてしまう
おむつだけ大量に置いても、交換セットがなければ動けへん。手袋や防水シートも一緒にまとめとこ。
災害時だけやなく、普段から夜間のトイレや階段、臭いで困っている人もいるよね。いつもの排泄介助を少しラクにする工夫は、こちらにまとめてるよ。
災害時のおむつ交換手順
まず、手袋、防水シート、袋、新しいおむつを、手が届く所へ並べる。交換の途中で「あれどこ行ったんや」と探すと、本人も介助者もつらくなるからね。
体の下へ防水シートを敷く
ベッドや床を汚さないよう、使い捨ての防水シートを敷く。
大きなごみ袋を切り開き、その上へタオルや吸水シートを重ねても代用できるよ。
排泄物を先に取り除く
便が多い時は、古いパッドや柔らかい紙で、便を包むように取る。
乾いた紙で何度もこすらず、押さえながら取り除いてね。
少ない水でやさしく洗う
清潔な水が少し使えるなら、洗浄ボトルで流す。
水が難しい場合は、おしりふきや、洗い流し不要の泡タイプも役立つよ。
水分を押さえて取る
洗った後は、柔らかい布や紙で、押さえるように水分を取る。こすると皮膚へ負担がかかるので、ゴシゴシ大会は本日中止やで。
皮膚を確認する
赤み、ただれ、傷、出血がないかを見る。異常がある時は、避難所の救護班や医療職へ早めに相談してね。
新しいおむつを着ける
普段と同じ種類やサイズを使う。災害時に初めて使う商品は、サイズや当て方が合わないこともあるんよ。
排泄物は素手で触らず、使い捨て手袋を使う。手袋を外した後も、手洗いや手指消毒が必要やで。
水が少なくても乾いた紙でこすらない
水が使えへんと、「乾いたティッシュで拭くしかない」そう思うよね。
けど、高齢者の皮膚は弱く、尿や便が付いた状態や強い摩擦が続くと、皮膚トラブルにつながりやすい。
汚れは柔らかくしてから取り、皮膚は押さえるように拭こう。
日本褥瘡学会も、皮膚をゴシゴシこすらず、やさしく洗うことを案内してる。洗浄後は、皮膚保護クリームなどで守る方法も紹介されてるよ。
普段から使っている保護クリームがあるなら、災害用にも同じ物を入れておくと安心やね。保護クリームも避難リュックに入れとかな😊
災害中に新商品を初使用して、肌との相性ガチャを回す必要はないで。
少ない水で使いやすい物
水不足のおむつ交換では、次の物が役立つよ。
- おしり洗浄ボトル
- 洗い流し不要の洗浄剤
- 大判のおしりふき
- 柔らかい使い捨てタオル
- 皮膚保護クリーム
- 使い捨て防水シート
- 使い捨て手袋
「流せるおしりふき」と書かれていても、災害時はトイレへ流さないでね。下水道の状態が分からない間は、使用後の紙も袋へ入れて処分しよう。
認知症の人は環境の変化で混乱しやすい
認知症の人にとって、避難所や停電した自宅は、いつもとまったく違う場所に見えることがある。トイレの場所が分からない。大勢の人や音が怖い。知らない人に介助されるのが嫌。言葉で説明しにくいだけで、本人なりの理由があるんよ。
次のような工夫を試してみてね。
- トイレの絵や写真を貼る
- 通路へ目印を付ける
- 足元をライトで照らす
- 短い言葉で声をかける
- 急がせず本人の反応を待つ
- 普段使う言葉で説明する
- できるだけ同じ人が介助する
「何で分からへんの」と責めるより、「一緒に行こか」と短く伝える方が届きやすいよ。
認知症の人がいる家庭では、トイレだけやなく、薬や避難時の声かけ、本人の情報を伝える準備も大切やね。在宅介護の防災全体を確認したい人は、こっちも見てみてな。
弄便(ろうべん)やおむつ外しがある人の備え
弄便(ろうべん)とは、便を触ったり、周囲へ付けたりする行動のこと。
家ではすぐ片付けられても、避難所で起こると、着替え、水、洗濯場所の問題まで一気に来る。
まさに介護イベントが同時発生やねん。
ただし、弄便やおむつ外しを、本人の困った行動だけで終わらせたらアカン。
おしりを触る行動は、汚れやかゆみ、不快感、排便のサインかもしれへん。
普段から行動の前触れを見つけ、早めにトイレ誘導や交換をする方法も大切やで。
災害前に確認したいこと
- 便が出やすい時間
- おむつ交換の間隔
- 便秘や下痢の有無
- おしりを触る前の行動
- 落ち着く声かけ
- 嫌がりにくい介助者
- 普段使っている衣類
- 肌に合う洗浄用品
紙に書いて介護用品と一緒に入れると、家族以外が介助する時にも伝えやすいよ。
横ボタンの介護服は使い方に注意
横や背中にホックがある介護服には、本人が自分で外しにくい商品もある。避難所で、おむつ外しや汚れの広がりが心配な家庭では、備えとして考える人もいるよね。
ただし、おむつを外させない目的で、本人が脱げない服を着せることは、身体拘束に当たる場合がある。実際の介護現場でも難しい判断があった🤔
厚生労働省も、脱衣やおむつ外しを制限するための介護用つなぎ服を、身体拘束の具体例に挙げてるよ。
服だけで動きを止める前に、汚れ、不快感、便秘、蒸れ、サイズ、交換時間を確認しとこ。普段利用している施設やケアマネ、看護師がいる場合は、災害前に相談しておくと安心やね。
避難所で突然、初めての介護服を着せるのではなく、本人の気持ちと安全を優先して考えてな。
避難所では先に職員へ相談する
避難所へ着いたら、受付で介護が必要なことを伝えよう。
「寝たきりで、おむつ交換が必要です」
「認知症があり、トイレで混乱することがあります」これだけでもええよ。
介助できるトイレや、福祉用のスペース、おむつ交換場所がないか確認しよう。
内閣府のガイドラインでも、高齢者や障害がある人が使いやすいトイレを、一般用とは別に確保する必要が示されてる。
相談せず、いきなり体育館の真ん中で段ボール建築を始めるより、まず受付へ聞く方が早いで。
おむつ交換のプライバシーを守る
人が大勢いる場所でのおむつ交換は、本人にとって大きな負担になる。本人が話せなくても、恥ずかしさがないわけちゃうからね。
交換場所が用意できない時は、次の物が役立つよ。
- ポップアップ式の着替えテント
- 防水タイプの巻きスカート
- 大判のバスタオル
- レジャーシート
- 目隠し用の布
- 洗濯ばさみやクリップ
- 小型ライト
テントを使う場合は、倒れにくい場所へ置く。
夏は熱がこもりやすいため、短時間で交換し、本人の体調も確認してね。
防水の巻きスカートがあると助かる
防水タイプの巻きスカートは、本人の腰回りを隠しながら交換しやすい。ベッドや床の上でも、周りからの視線を減らせるよ。
汚れが広がりにくい素材なら、介助者の服を守る補助にもなる。
ただし、商品によって大きさや使い方が違うから、本人の体格や介助方法に合うか、災害前に一度広げて確認してな。
避難所や車内など、人目が気になる場所でのおむつ交換を助ける防水巻きスカート。購入後は、本人の体格を隠せる幅があるか確認してね。
再利用できるおむつカバー
洗って使える防水おむつカバーは、紙おむつの横漏れ対策や、予備として使える商品もある。紙おむつの上から使う物と、布おむつ用では使い方が違うので、購入前に確認してね。
ただし、断水中は洗濯や乾燥が難しい。
紙おむつを完全に置き換える物ではなく、漏れ対策や非常用の補助として考えよう。
蒸れや締め付けがないか、皮膚もこまめに確認してね。
紙おむつだけでは横漏れが心配な時の予備として使える防水おむつカバー。サイズと使用方法を確認し、平常時に一度試しておくと慌てにくいよ。
災害時のおむつ交換で助かる介護グッズ
災害用トイレは準備していても、おむつ交換に使う物までは忘れやすいんよね。水が少ない、人目が気になる、汚れた物を洗えないとなると、普段のおむつ交換より一気に大変になる。
ここでは、少ない水で洗える物や、寝具を汚れから守る物をまとめたよ。全部そろえなくても大丈夫やで。本人が普段困っている場面に合う物から見てみてな。
おしり洗浄ボトル
乾いた紙で何度もこすると、弱った皮膚が赤くなりやすいんよ。洗浄ボトルがあれば、少ない水でも汚れた所を狙って流せる。
普段のおむつ交換にも使えるから、災害用バッグへ入れる前に一度試してみてな。
乾いた紙で何度もこすらず、少量の水で汚れを流したい時に使いやすいよ。
洗い流し不要の洗浄剤
水ですすぐのが難しい時に使える。
泡で汚れを浮かせ、柔らかい紙や布で押さえて取るタイプが便利やね。
断水中のおむつ交換に備えて、普段から肌に合う物を確認しておくと安心やで。
使い捨て防水シート
寝具や避難所の床を汚れから守れる。
交換後に処分できるため、洗濯水が少ない時にも助かるよ。
防臭袋
使用済みのおむつや便袋を密閉する。
普通のごみ袋と二重にすると、臭いや漏れを抑えやすいよ。
使い捨て手袋
排泄物を扱う時に必要になる。
手に合わないサイズは外れやすいため、普段から使いやすい物を選んでね。
ポップアップ式の着替えテント
避難所や屋外で、目隠し空間を作れる。
おむつ交換だけでなく、着替えや簡易トイレにも使えるよ。
緊急おむつ交換セットを作ろう
必要な物を一つのバッグへ入れておくと、避難する時に持ち出しやすい。
玄関や寝室など、すぐ取れる場所へ置こう。
入れておきたい物
- 紙おむつ
- 尿取りパッド
- おしりふき
- 洗浄ボトル
- 洗い流し不要の洗浄剤
- 皮膚保護クリーム
- 使い捨て手袋
- 使い捨て防水シート
- 防臭袋
- 大きなごみ袋
- 着替え
- タオル
- 小型ライト
- 本人の介助メモ
紙おむつのサイズや商品名も、メモしておくと安心やな。
避難先で家族が買い足す時、「いつもの青い袋のやつ」では宝探しが始まるからな(笑)
トイレが心配でも水分を減らさない
避難所のトイレが使いにくいと、水分を控えたくなる。
けど、水分や食事を減らすと、脱水や体調悪化につながるおそれがあるよ。
トイレを我慢させるのではなく、排泄できる環境を先に整えることが大切やね。
飲水量を医師から制限されている人は、普段の指示を優先してね。
排泄ケアは本人の尊厳を守ること
排泄介助は、汚れを片付けるだけの作業ちゃう。人に見られたくない。知らない人に触られたくない。失敗を知られたくない。話せなくても、そんな気持ちは残ってる。
「今から替えるね」
「ここを隠しておくね」
短い言葉でも、本人へ伝えてから介助しよう。
災害で余裕がなくなる時ほど、本人の気持ちを置き去りにせんようにしたいね。
まとめ|介護トイレは普段の延長で備える
災害時の介護トイレ対策は、携帯トイレだけでは終わらへん。
おむつ交換、水不足、肌荒れ、臭い、プライバシーまで考える必要がある。
- 災害直後は水洗トイレを流さない
- 携帯トイレは7日分を目安にする
- おむつやパッドも使用数で計算する
- 乾いた紙で皮膚を強くこすらない
- 弄便は不快感や前触れも確認する
- 介護用つなぎは安易に使わない
- 避難所では交換場所を先に相談する
- 防水用品や洗浄用品をまとめておく
すべて完璧に用意せんでも大丈夫。
まずは、いつものおむつ交換1回分を、袋へまとめる所から始めよう。
1セットできれば、もう防災レベルが一段上がってるで🧻
著者の一言
阪神・淡路大震災の時、ウチは自宅で何とか過ごせたけど、今振り返れば避難所へ行く状態やったと思う。幸い、残っていた風呂の水でトイレを流せた。けど、自分のことだけでも精いっぱいやったわ。もし寝たきりや認知症の家族がいたら、どうやっておむつを交換したんやろ。水はあるのか。人目を隠せるのか。汚れた寝具はどうするのか。
介護の仕事をしてきた今だからこそ、トイレとおむつの備えは、食料と同じくらい大切やと感じてる。
全部そろえなくてええよ。
その人が普段使っている物を、少し多めに置く。そこから一緒に始めよな。
介護中の防災は、トイレ以外にも薬、避難、電源など確認することがあるんよね。全部を一気に見なくても大丈夫。気になる所から少しずつ備えていこな。

参考にした情報
- 内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」
- 政府広報オンライン「災害に事前に備える」
- 厚生労働省「身体拘束廃止・防止の手引き」
- 厚生労働省「感染症に関する教育の手引き」
- 日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」
※この記事は2026年7月に、情報を確認しながら内容を整理し直したよ。
※本記事は2025年8月時点で確認した情報をもとにしています。





