家族が亡くなって、気持ちも頭も追いつかへん中で、犬の世話に手続きまでせなあかん。ほんまにお疲れさんやと思う。
犬を引き取ったけど、
「名義変更って何をするん?」
ここで止まるよね。
ウチ自身は犬を飼ってへんから、手続きした体験談は書けへん。その分、公式情報を一個ずつ追いかけて、迷わん順番に整理したで。
犬を連れて帰ったら終わりかと思ったら、役所、マイクロチップ、AIPOと登録先が別々。誰や、登録一家を全員別居させたん🤣
特に、登録証明書が見つからない時の対応は見落とさんといてね。
飼い主が亡くなった犬の手続きは、この順番

犬の手続き先|迷った時の入口一覧
手続き先が何か所もあって、また迷子になりそうやんな。先に、それぞれの入口をまとめておくで。
| 確認すること | 連絡・確認する場所 |
|---|---|
| 自治体の飼い犬登録 | 犬が住む市区町村の公式サイトで『犬 所有者変更』と検索 |
| マイクロチップの所有者変更 | 環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録」 |
| AIPOの登録変更 | AIPOマイクロチップ登録申請システム |
| 病気・薬・ワクチン | かかりつけ動物病院 |
| ペット保険 | 保険証券に書かれた保険会社 |
| 書類が見つからない | 各公式窓口へ事情を伝えて確認 |
まずは全体の地図を置いとくね。ひとつずつ進めれば大丈夫やで。
- 新しい飼い主を決める
- 犬の生活と薬を確認する
- 犬の書類を探す
- 自治体の犬登録を変更する
- マイクロチップを変更する
- AIPO登録を確認する
- 動物病院や保険へ連絡する
- 新しい書類を保管する
自治体の犬登録と、環境省のマイクロチップ登録は、所有者が変わった時から原則30日以内の手続きやで。ただし「飼い主が亡くなった日から30日」と単純に決められない場合もある。新しい飼い主が決まったら、早めに自治体や公式窓口へ確認してね。
先に確認|亡くなったのは飼い主?犬?
今回の記事は、飼い主が亡くなり、犬は生きている場合の話やで。
| 状況 | 主な手続き |
|---|---|
| 飼い主が亡くなり、犬は生きている | 新しい飼い主へ登録を変更 |
| 犬自身が亡くなった | 市区町村へ犬の死亡届 |
| 登録済みの犬が亡くなった | マイクロチップ側も死亡届を確認 |
今回は犬の登録を消さず、新しい飼い主へ引き継ぐ流れを説明するよ。
最初に犬の生活と薬を確認する
飼い主が亡くなった直後は、名義より犬の生活が先やね。
まず、次のことを確認してね。
- 水と食事
- いつものフード
- 飲んでいる薬
- 散歩と排泄
- 室温や寝る場所
- かかりつけ動物病院
- 当面の世話をする人
薬袋や残っている薬は、名前が分からなくても捨てんといてね。療法食を食べている場合もあるから、いつものフードを確認しよ。
すぐに引き取る人が決まらない時は、家族や知人、かかりつけ動物病院へ相談する。引き取り先がない場合は、自治体の動物担当窓口へ事情を伝えてね。
家族同士で話がまとまらない場合は、勝手に譲ったり処分したりせず、自治体や法律の専門家へ相談しよ。
犬の書類を探す
次に、犬に関係する書類を集めるで。全部そろわなくても、見つけた物から一か所へまとめればOK。
探しておきたい物
- 犬鑑札(いぬかんさつ)
- 狂犬病予防注射済票
- 動物病院の診察券
- ワクチン証明書
- 薬袋やお薬手帳
- マイクロチップ登録証明書
- 15桁のマイクロチップ番号
- AIPOの書類やメール
- ペット保険証券
- フードや療法食の情報
マイクロチップの登録証明書は、紙ではなく電子データで交付される。故人のメールや、スマホのダウンロードフォルダに残っている場合があるで。
故人のスマホを先に解約しない
登録証明書だけやなく、動物病院の予約メールや保険会社からの連絡も残っているかもしれへん。
犬の情報を確認する前に、故人のスマホやメールを解約・初期化せん方がええよ。
犬の登録証明書や保険情報が、故人のスマホに残っている場合もある。解約する前に確認しておきたい物を、こちらの記事でまとめてるで。
▶家族が亡くなった後、先にやると困ること7選
自治体の飼い犬登録を変更する
生後91日以上の犬は、犬の所在地を担当する市区町村へ登録する仕組みやで。
犬の登録は原則として生涯1回。ただし、飼い主や犬の住所が変わった時は、登録内容を変更する。所有者が変わった場合は、新しい飼い主が30日以内に届け出る決まりになってるよ。
検索する時は、住んでいる地域名を入れてね。
- 「〇〇市 犬 所有者変更」
- 「〇〇市 犬 登録事項変更」
- 「〇〇市 犬 飼い主変更」
手続き方法は自治体で違う。窓口だけでなく、郵送やオンラインに対応している地域もあるで。
たとえば神戸市内の所有者変更は、新しい飼い主が手続きを行う。電子申請、電話、郵送が案内されているよ。これは神戸市の例なので、住んでいる自治体の方法を確認してね。
先に集めておく情報
- 犬の登録番号や鑑札番号
- 犬の名前
- 犬種や性別
- 旧飼い主の氏名と住所
- 新しい飼い主の氏名と住所
- 犬が暮らす新しい場所
- マイクロチップ番号
必要な項目は自治体で違うよ。鑑札が見つからない時も、先に自治体へ相談してね。
狂犬病予防注射は、飼い主が変わっても毎年必要やで。その年度に接種済みか分からない時は、自治体か動物病院へ確認しよ。
マイクロチップの所有者を変更する

環境省の法定登録を受けている犬は、新しい飼い主へ所有者の変更登録を行う。
検索では「名義変更」と呼ばれることが多いけど、公式の手続き名は「所有者の変更登録」やで。
通常のオンライン手続きでは、登録証明書に書かれた次の2つを使う。
- 15桁のマイクロチップ識別番号
- 暗証記号
マイクロチップ変更の流れ
- 登録証明書を探す
- 番号と暗証記号を入力
- 手数料を支払う
- 新しい証明書を保存
オンラインの変更登録手数料は、2026年7月確認時点で400円。変更後は、新しい登録証明書をダウンロードして保管するで。
PDFを保存しただけやと、数年後に「どこ行ったんや」が始まりやすい。印刷した物も一緒に残しておくと安心やね。
住所変更と飼い主変更は別
| 状況 | 選ぶ手続き |
|---|---|
| 同じ人の住所や名字が変わった | 登録事項の変更 |
| 犬を飼う人そのものが変わった | 所有者の変更登録 |
今回のように、亡くなった飼い主から家族が犬を引き継ぐ場合は、所有者の変更登録を確認してね。
登録証明書が見つからない時
ここが一番止まりやすい所やね。
まず、次の場所を探してみて。
- 故人のメール
- スマホのダウンロード
- パソコン内のPDF
- 動物病院の書類
- ペットショップの契約書
- 犬の防災バッグ
- 書類を入れていた引き出し
通常の所有者変更には、登録証明書の識別番号と暗証記号が必要になる。環境省も、登録証明書がない場合は、飼い主の変更登録ができないと案内してるよ。
ただし、登録していた本人が亡くなり、家族がメールも確認できない場合の手順は、一律には案内されていない。
暗証記号を適当に何度も入力せず、犬と猫のマイクロチップ情報登録コールセンターへ事情を伝えて確認してね。
電話番号は、
03-6384-5320
受付は月曜から土曜の9時から18時。日曜、祝日、1月1日から3日は休みやで。
「戸籍があれば必ずできる」などと決めつけず、窓口の案内に沿って進めよ。
マイクロチップが入っているか分からない時
マイクロチップは、外から見ても基本的には分からへん。
動物病院などにある専用リーダーで読み取ってもらうと、15桁の識別番号が確認できるよ。
マイクロチップにはGPS機能がなく、自分から位置情報を送ることもない。読み取れるのは識別番号で、その番号と登録情報を照らし合わせて飼い主を探す仕組みやで。
新しくチップを入れる前に、すでに入っていないか動物病院で確認してもらってね。
役所・環境省・AIPOは別の登録
ここ、三つ子に見えて全員別人やねん🤣
| 登録先 | 主な内容 |
|---|---|
| 市区町村 | 狂犬病予防法による犬登録 |
| 環境省の法定登録 | マイクロチップ番号と所有者情報 |
| AIPO | 日本獣医師会の任意登録 |
自治体が「狂犬病予防法の特例制度」に参加している場合は、環境省の登録情報が自治体へ連携することもある。
ただし、すべての自治体が対象ではない。マイクロチップを変更したから、役所も自動で終わったと思い込まず、住んでいる自治体へ確認してね。
AIPOも確認する
AIPO(アイポ)は、日本獣医師会が続けている任意のマイクロチップ登録やで。
2022年6月1日より前にマイクロチップを装着した犬は、環境省ではなく、AIPOだけに登録されている場合がある。AIPO登録は現在も利用されているよ。
AIPOへ登録されている犬を引き継ぐ場合は、AIPO側も新しい飼い主へ変更する。
日本獣医師会の案内では、飼い主変更はオンライン手続きで1,050円。料金は変わる可能性があるから、手続き前に申請画面で確認してね。
AIPO登録コードが見つからない時は、動物病院か日本獣医師会の窓口へ相談しよ。
動物病院とペット保険も引き継ぐ
かかりつけ動物病院へ連絡し、新しい飼い主の情報へ変更する。
確認するのは、次の内容やね。
- 病気や治療歴
- 飲んでいる薬
- アレルギー
- ワクチンの記録
- 次回の通院日
- 療法食の名前
診察券がなくても、犬の名前や旧飼い主の氏名を伝えると、確認できる場合があるよ。
ペット保険へ加入していた場合は、保険会社にも連絡する。
契約者を変更できるのか、新しく入り直すのかは、保険会社や契約内容で変わる。解約を先に進めず、補償を継続できるか確認してね。
新しい書類をまとめて保管する
手続きが終わったら、犬の情報を新しい飼い主の元でまとめ直す。
- 犬の登録番号
- 犬鑑札
- 狂犬病予防注射済票
- マイクロチップ番号
- 新しい登録証明書
- AIPO登録コード
- 動物病院の診察券
- 薬と療法食
- ペット保険
- 緊急連絡先
紙とスマホの両方へ残すと安心やで。
名義変更が終わったら、迷子札に書かれた電話番号も確認してね。前の飼い主の番号が残っていたら、新しい連絡先へ変えておこ。
名義変更が終わったら、犬鑑札、注射済票、マイクロチップの登録証明書、病院や保険の書類を一か所へまとめておこ。犬用の整理ケースがあると、次に必要になった時も「あの紙どこ行ったんや」が減るで。▶犬の書類をまとめられる整理ケースを見る
新しい飼い主の連絡先が決まったら、迷子札の電話番号も確認してね。▶犬の鑑札入れや迷子札を見る
新しい飼い主が決まったら、災害時の避難準備も確認しておくと安心やね。▶犬と一緒に避難する時の準備を確認する
飼い主が亡くなった犬の名義変更まとめ
飼い主が亡くなったあと、犬を連れて帰っただけでは、登録の変更まで終わらへん。
まず犬の生活と薬を確認する。そのあと、次の順番で進めよ。
- 自治体の飼い犬登録
- 環境省のマイクロチップ登録
- 必要ならAIPO登録
- 動物病院とペット保険
登録証明書が見つからない場合は、故人のメールやスマホを確認する。それでも分からない時は、無理に操作せず公式窓口へ相談してね。
役所、マイクロチップ、病院。まずはこの三つからで大丈夫やで🐾
犬の手続き以外にも、役所、年金、保険、スマホなど確認する物がある。死亡後の手続きを全体から見たい人は、こちらで順番を確認してね。
▶家族が亡くなった後の手続きを順番に確認する
新しい飼い主が決まったら、災害時に誰が犬を連れて避難するかも一緒に確認しておこ。登録番号や薬、フードの情報は、防災バッグにも残しておくと安心やで。
▶犬と避難する時の準備を確認する
公式情報
環境省|マイクロチップ制度・料金・特例制度
犬と猫のマイクロチップ情報登録について
マイクロチップ情報登録制度・手数料
犬や猫の飼い主の手続一覧
所有者の変更登録の手続き方法
料金、登録証明書、暗証記号、所有者変更の流れは、このあたりを根拠にできるで。特例制度に参加する自治体では、マイクロチップ情報が犬登録へ連携する場合もあるけど、全国共通ではないよ。
日本獣医師会|AIPO・15桁番号・GPSなし
マイクロチップを用いた動物の個体識別
AIPOマイクロチップ登録申請システム
15桁の識別番号、GPSのように電波を発信しないこと、2022年6月以前のAIPO登録について確認できるで。AIPOの料金は変更される可能性があるから、公開前に申請画面でもう一度見るのが安全やね。
神戸市|自治体の犬登録変更例
飼い犬の登録と狂犬病予防注射
犬の登録事項が変わった時のFAQ
神戸市内で所有者が変わる場合は、新しい飼い主が電子申請、電話、郵送などで手続きする案内が載ってる。ただし、本文では「神戸市の例」として使うで。
法律|30日以内の根拠
※本記事は2026年8月時点で確認した情報をもとにしています。

