介護のこと、防災の備え、そして人生の終わりに向けた大切な手続き。
このブログでは、そんな**“いざというときに困らない”ための準備**をテーマにしています。
でも、いくら準備しても、突然の災害や予期せぬトラブルで、
紙の書類や思い出の写真が一瞬で失われてしまうこともあります。
そこで今、注目されているのが「クラウド」という仕組みです。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、スマホ1台でできる、家族を守るデジタル備えなんです。
このページでは、「クラウドって何?」という超基本から、
介護や防災、終活にどう活かせるのかを、わかりやすく解説していきます✨
クラウド=インターネット上の貸倉庫

クラウドは、インターネットの向こう側にある「貸倉庫」のようなものです。
たとえば、スマホで撮った写真をパソコンからも見られるのは、クラウドに入っているからです。
つまり、自分のパソコンやスマホの中ではなく、GoogleやAppleが用意した倉庫に「預けている」んですね。
手動と自動のちがい

手動:自分でポイッ
たとえばGoogleドライブにファイルを入れるとき。
自分でブラウザを開いて、ドラッグ&ドロップやアップロードをします。
つまり、自分の手で「ポイッ」と入れるわけです。
自動:勝手に手をつないでる

一方、GoogleフォトやiCloudなどはスマホの設定次第で、
写真を撮ったら勝手にクラウドに保存されます。
つまり、スマホとクラウドが「自動で手をつないでいる」状態。
知らないうちにデータが行ったり来たりします。
気をつけたい容量のこと
さらに気をつけたいのが容量です。
GoogleドライブもGoogleフォトも、実は保存容量が一緒にカウントされます。
つまり、別々の倉庫に見えても、まとめて「体重計に乗っている」ようなもの。
知らない間にどんどん太っちゃう(増えちゃう)んです。
つまり、別々の倉庫に見えても、まとめて「体重計に乗っている」ようなもの。
知らない間にどんどん太っちゃう(増えちゃう)んです。
※ここから他社サービスも簡単に説明します。
サービス名 | 主な対象 | 保存対象 | 特徴 |
---|---|---|---|
Googleドライブ/Googleフォト | Android、PC | 写真・動画・書類 | Googleアカウントで利用。写真自動保存あり。 |
iCloud | iPhone/iPad | 写真・動画・バックアップ | Apple製品間で連携。 |
OneDrive | Windows | 写真・動画・書類 | Microsoft製品と相性◎。 |
Amazonフォト | Amazonユーザー | 写真・動画 | プライム会員は写真無制限。動画は5GBまで。 |
クラウドの便利な使い方
- 📱 スマホの写真が勝手に残る
写真を撮るとGoogleフォトに自動保存。スマホをなくしてもクラウドに残っているから安心。 - 💻 パソコンとスマホで同じファイルを見られる
Googleドライブに入れた書類は、パソコンからもスマホからも同じものを見られる。 - 🔗 友達や家族と写真やファイルを共有できる
Googleフォトやドライブのリンクを送れば、遠くの家族にもカンタンに写真や動画を見せられる。 - 🗄️ スマホ・パソコンの容量を節約できる
クラウドに移せば、端末の中のデータを消してもOK。スマホがパンパンにならない。
まとめ
クラウドは、便利な貸倉庫。
でも、便利だからこそ「今、どれくらい使ってるの?」を気にかけることが大事です。
手動なのか、自動なのか。
それを知るだけでも、クラウドはグッとわかりやすくなります。
さいごに
「なんかムズカシイ!」と感じたら、まずは「貸倉庫」だと思ってください。
そこから少しずつ慣れていけば大丈夫。
私も最初は混乱したけれど、今では少しずつ仲良くなれています。
一緒にゆっくり進んでいきましょうね✧٩(๑❛ᗨ❛๑)✧
🌸著者の一言
便利って、最初はピンと来ないけど、
「もしスマホを落としたら?」「パソコンが壊れたら?」って考えると、
クラウドのありがたさが見えてきます。
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クラウドの仕組みを知ったら、次はデジタル管理について考えてみましょう。
- もしものときのために。Googleアカウントとクラウドのデジタル遺産整理ガイド
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介護福祉士として13年。防災や終活にも関心あり。
在宅ワークを目指して、パソコン奮闘中の「さっちん」です!
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