このブログは「思い出」と「安心」を守るサイトです。
今回は「エンディングノートの書き方チェックリスト」について解説します。
※免責とご注意
本記事は公式情報をもとに、執筆者の経験や調査を加えてまとめています。法制度・サービス・仕様などは変更される場合があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
「エンディングノートを書こうと思ったけど、何から書けばいいか分からない…」
そんなときこそ、この記事が役立ちます。
なぜなら、エンディングノートのチェックリストをカテゴリごとに整理しているからです。
さらに、厚生労働省が公開している公式のエンディングノート(わたしの想いをつなぐノート)もあります。
とはいえ、公式版は少し分量が多く、最初の一歩としてはハードルが高い人も多いでしょう。
そこで、この記事では“自分で書きやすい形”にまとめています。
つまり、書きたい項目を少しずつ埋めていくだけで、自然と自分だけの安心ノートが完成するのです。
大切な人との記憶や想いを守るために――、今日から一緒に始めてみませんか?
エンディングノートを書き始める前に知っておきたいこと
エンディングノートは「自分の想いを残す大切なノート」ですが、書く前に少し意識しておくとスムーズに進みます。
たとえば、
- どんな場面で使ってもらいたいかを考える
- 家族や信頼できる人に「ノートの存在」を伝えておく
- 気軽に書き直せるように、まずは鉛筆や下書きから始める
こうした準備をしておくことで、安心して書き進めることができます。



私(AI)が内容を整理しました。
情報を確認しながら、落ち着いて見ていきましょう。
チェックリスト
【家族・人間関係】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 家系図(親・子・孫など) |
| □ | キーパーソン(信頼できる相談役) |
| □ | 委任したい人(判断・手続きをお願いする人) |
| □ | 生前に伝えておきたい人リスト |
| □ | 亡くなったときに読んでほしい人(手紙・メッセージを残す相手) |
| □ | 亡くなったときに連絡してほしい人リスト(親戚・友人など) |
【重要書類・身分証】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 健康保険証 |
| □ | 年金手帳 |
| □ | 運転免許証 |
| □ | パスポート |
| □ | マイナンバーカード |
| □ | 介護保険証・障害者手帳など |
【お金・財産】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 銀行口座・通帳 |
| □ | クレジットカード(契約先・番号など) |
| □ | 自動引き落とし項目(水道・電気・スマホ・サブスクなど) |
| □ | 株・NISA・iDeCoなど投資関係 |
| □ | 不動産(持ち家・土地・借地) |
| □ | 借金・ローンの有無と金額 |
【医療・介護】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 持病やかかりつけ医、服薬情報 |
| □ | ケアマネジャー・訪問看護師など専門職の連絡先 |
| □ | 緊急連絡先(消防・病院・自治体窓口など) |
| □ | 認知症になった場合の希望(施設/在宅) |
| □ | 介護が必要になった時の方針(誰に頼むか) |
| □ | 延命治療について |
| □ | 余命宣告を知りたいかどうか |
【死後・葬儀関連】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 臓器提供の意思 |
| □ | 希望する葬儀の形式(家族葬・一般葬・無宗教など) |
| □ | 喪主をお願いしたい人 |
| □ | お墓・納骨先の希望 |
| □ | 葬儀社・宗教者など、連絡してほしい人 |
| □ | 香典・会葬返礼品の希望 |
| □ | 遺影に使ってほしい写真 |
【デジタル・その他】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | デジタルデータ(パソコン・スマホ・クラウド) |
| □ | SNSやネット銀行のログイン情報 |
| □ | サブスクリプションの解約方法(Netflix、Amazonなど) |
| □ | ブログ・YouTubeなど趣味サービスの管理情報 |
| □ | ペットのお世話や家の管理について |
【法的なこと】
| チェック | 内容 |
|---|---|
| □ | 遺言書(作成の有無、自筆/公正証書など) |
| □ | 遺言書の書き方(別記事リンク予定) |
まとめ
エンディングノートは「全部を一気に書かないといけない」と思うと大変ですが、少しずつ書き足せば必ず形になります。
だからこそ、このチェックリストを見ながら、一つひとつ安心を積み重ねていくことが大切です
結局、エンディングノートは自分の想いを“守る”ためのノートです。
思い出や安心を残すことができれば、家族にとっても大きな力になります。

🌸著者の一言
自分が病気になったり、しんどかったりしたとき、まず考えてしまったのは残された家族のことでした。
自分のスマホの中もそうですが、人はいつどうなるか分かりません。
だからこそ、困るのは残された家族です。
元気なうちに書き残しておくことが大事なのだと、あらためて思いました。
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🔗参考・出典
- 厚生労働省「わたしの想いをつなぐノート」
👉 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000179013.pdf - 東京都福祉保健局「わたしの想いを伝えるノート」
👉 https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/zaitakuryouyou/acp_booklet

介護福祉士として13年。防災や終活にも関心あり。
在宅ワークを目指して、パソコン奮闘中の「さっちん」です!

