このブログは、介護と防災の中で、「人と暮らしを守る」ためのサイトです。
今回は、災害や緊急時に役立つエンディングノートの考え方を整理します。
※免責とご注意
本記事は公式情報をもとに、執筆者の経験や調査を加えてまとめています。法制度・サービス・仕様などは変更される場合があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
※本記事の内容は 2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
防災というと、
食料や水、持ち出し袋など、
「物の準備」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし実際の災害では、
何を持っているかより、
誰が、何を、どう判断できるかが問われます。
そのときに支えになるのが、
エンディングノートに残された記録と考え方です。
防災エンディングノートで整理しておくこと
防災で一番困るのは「判断できないこと」
災害時は、
いつも通りの判断ができません。
- 本人に意思確認ができない
- 家族が離れている
- 支援者が初対面
そんな状況でも、
決断を迫られる場面は次々に訪れます。
エンディングノートは、
その場で答えを出すためのものではなく、
判断の軸を思い出すための手がかりになります。
エンディングノートは「もしもの時の説明書」

災害時、
家族や支援者が一番知りたいのは、
- この人は、何を大切にしているか
- どこまで自分でできるか
- 何をしてほしくないか
といった、
生活の前提となる情報です。
それが少しでも残っていれば、
初めて関わる人でも、
本人らしさを想像しながら行動できます。
防災は、特別な準備より「つながる記録」
エンディングノートに書かれる内容は、
防災専用である必要はありません。
- 日頃の生活
- 介護で気をつけていること
- 家族との関係性
こうした普段の記録こそが、
災害時には命と生活を守る情報に変わります。
防災は、
特別なことを増やすより、
普段の延長線上で備える方が続きます。
「書いてある」こと自体が支援につながる

災害時は、
情報が整理されていなくてもかまいません。
- 箇条書き
- 途中まで
- 古い内容
それでも、
何もないより、はるかに助けになります。
エンディングノートは、
完璧な答えではなく、
支援をつなぐための入口です。
防災と介護を分けない理由
介護と防災は、
別の問題のように見えます。
しかし共通しているのは、
本人に代わって判断する場面が生まれること。
だからこのサイトでは、
エンディングノートを
介護だけ、終活だけ、防災だけに分けず、
**「守るための記録」**として扱っています。

まとめ
エンディングノートは、
災害のために書くものではありません。
けれど、
書いてあるという事実そのものが、
防災の備えになります。
家族や支援者が迷わないために、
そして、
本人らしさを守るために。
それが、防災の視点で見た
エンディングノートの役割です。
📌 著者の一言
災害時のことを考えると、
食べ物や持ち物だけでなく、
その人の体の状態が伝わるかどうかも大切だと感じます。
過去のケガや、普段飲んでいる薬、
体の動かしづらさなどは、
本人が説明できない場面ほど、周りを助けます。
自分が支援する側の立場だったら、
あたふたしてしまう姿を想像してしまいます。
エンディングノートに
ほんの一言でも残っていれば、
誰かが判断するときの手がかりになります。
それも、防災のひとつの形だと思っています。

【出典】
・内閣府 防災情報
「避難行動要支援者名簿・個別避難計画の考え方」
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/
・厚生労働省
「災害時における要配慮者への支援について(服薬・健康情報の共有)」
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001075647.pdf

介護福祉士として13年。防災や終活にも関心あり。
在宅ワークを目指して、パソコン奮闘中の「さっちん」です!
※本記事は2026年1月時点で確認した情報をもとにしています。


