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介護福祉士として13年。防災や終活にも関心あり。
在宅ワークを目指して、パソコン奮闘中の「さっちん」です!
AIナビゲーターのチャット先生と一緒に、
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「とらみてーるむ」は、スペイン語の 「tramitar(トラミール)」=手続きする という言葉をもとに作った名前です。
制度のことも、暮らしの中のやり方も、“人生の手続き”としてわかりやすくお届けしていきます

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スマホの中にも遺品がある。今から備えるデジタル遺品整理入門

このブログは「家族の心」を守るサイトです。
今回は「スマホやPCに残るデジタル遺品整理」について解説します。

※免責とご注意
本記事は公式情報をもとに、執筆者の経験や調査を加えてまとめています。法制度・サービス・仕様などは変更される場合があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。

スマホやパソコンの中にも、大切な「遺品」が眠っています。
しかし、もし自分に何かあったとき、ログインできないSNSや止められない契約は、家族を困らせてしまいます。

だからこそ、デジタル遺品を整理しておくことは、家族の心を守るための大切な備えです。
この記事では、私自身の気づきをもとに、今からできるデジタル遺品整理の入門ステップを解説します。

スマホやPCの中にもデジタル遺品がある?今すぐできる備えとは

スマホやパソコンの中も“遺品”になるって知ってますか?

通帳や不動産のように目に見える「遺品」だけでなく、
現代ではスマホやパソコンの中にある**“デジタル遺品”**も大きな問題になっています。

ログインできないSNSやメール
引き落としが続くサブスクやネット銀行
写真・動画・クラウドデータ・スマホのメモ帳

これらは、遺された家族が中身を見られず・止められず・処分に困ることが多いのです。


デジタル遺品とは?どんなものが含まれるの?

「デジタル遺品」とは、主にインターネット上に存在する資産・記録のことです。
たとえば、写真・動画・SNS・契約情報などが含まれます。
代表的な例はこちら↓

デジタル遺品(資産系)

  • ネット銀行
  • 仮想通貨
  • ネット証券口座
  • ポイントやマイル

「ネット銀行や仮想通貨などの金融データは、相続時に重要な情報となります。ログインできないまま放置されると、資産を取り戻すのが難しくなります。」

デジタル遺品(情報系)

  • スマホやPCの写真
  • メモ帳
  • 連絡先
  • SNSアカウント
  • Webメール
  • クラウドストレージ

「SNSアカウントやクラウドに保存された写真・連絡先は、家族との思い出や大切な記録です。これらもデジタル遺品として整理しておきましょう。」

デジタル遺品(支払い・課金系)

  • サブスクリプションサービス
  • クレジットカードのオンライン明細
  • 有料アプリやオンライン決済

「サブスクや有料アプリの支払いは、解約しないと料金が発生し続けます。家族が困らないように、契約一覧を残しておくのがベストです。」


デジタル遺品の分類図(写真・契約・アカウントなど)

遺された人が困る主なトラブル

  • パスワードが分からずログインできない
  • サブスクの請求が止まらずお金だけ引き落とされる
  • SNSで訃報を知らせられない/なりすまし被害の恐れ
  • 重要な写真や書類データが取り出せない

今からできる「デジタル終活」3ステップ

重要なID・パスワードのリストを残す

  • ノートに手書き or Excelなどでまとめる(紙保存がおすすめ)
  • パスワードマネージャーを使うならマスターパスワードだけでも伝える
  • さらに、エンディングノートにまとめておくと家族が迷わず行動できます。

アカウントの「デジタル遺言設定」を活用

  • Google → アカウント無効化管理ツールを使ってデジタル遺品を整理しよう。
    事前に設定しておくことで、一定期間ログインがなかった場合に、指定した相手にデータの引き渡しやアカウント削除が行えます。
  • Facebook → 死後の管理者(追悼アカウント)を事前に登録できる。なるほど、入れておいたら残された家族もデジタル遺品の扱いに困らない
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家族に「どこに何があるか」を伝えておく

デジタル遺品の整理を怠ると、家族がログインできず、大切な情報が失われてしまうことがあります。

  • 「デジタル遺品の事も、このノートにまとめてあるよ」だけでも十分
  • 遺言書に「デジタル遺品についても記載する」ことも有効

生前にありがとうと伝えながらエンディングノートを開いているイラスト
エンディングノートとは?書くべき内容と始めるタイミングをやさしく解説
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エンディングノートとは?何を書けばいいの?いつから始めればいいの?そんな疑問に介護の視点も交えてやさしく解説。書き方や内容、タイミングまでわかります。

まとめ:スマホも“財産”の時代。デジタル遺品を整理することが家族への優しさに

デジタル遺品は、目に見えないからこそ残された家族を困らせることがあります。
とはいえ、今のうちに少しずつ整理しておけば、いざという時に慌てずにすみます。

エンディングノートやパスワードの管理、家族への伝え方など、できることから始めてみましょう。
結局、未来の安心と家族の心を守るために準備しておくことです。

デジタル遺品の管理方法

🌸著者の一言
もし今、私が亡くなったら…。
スマホの中には、たくさんの契約や登録、毎月お金がかかるものが詰まっています。
「これは誰が払うの? 誰が解約するの?」と不安に思いながらも、
正直、今まで対策はしていませんでした。だからこそ、この機会に本気で考えようと思いました。
残された家族が困らないように、今できることから始めたい――そう思っています。

💻デジタルまとめ|Google・クラウド活用
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Googleアカウントの管理や写真保存、クラウドの活用、デジタル遺品対策をまとめています。日常のデータ整理から終活まで、安心して使えるデジタル情報を一覧で紹介します。

✅ 出典

⚠️ ご注意(2025年時点)

当サイトでは 介護・終活・防災・デジタル・個人サロン運営 などに関する情報を提供していますが、 法制度・手続き・サービス仕様は変更される場合があります。必ずご自身でも最新の公式情報をご確認いただき、 必要に応じて専門機関へご相談ください。

特に防災は 気象庁・内閣府 などの公式発表を、デジタルは Google・Microsoft など提供元の公式情報を、 手続きや保険は 各自治体・各保険会社 の公式サイトをご確認ください。

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